JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモンCEOは株主に向けた年次書簡の中で、市場を不安におとしいれている経済危機の懸念はないとの考えを示した。

リーマンショックを機に国際的な規制環境が強化と拡大へ方向転換を遂げ、金融システム自体のリスク耐久性が高まったことから、「TBTF(大き過ぎて破たんさせられない)銀行問題は、基本的に解決された」と非常に前向きだ。

ダイモンCEO「矛盾と不透明性のない、リスクに基づいた資本基準が必須」