日本自動車販売協会連合会が発表した2016年度(2016年4月~2017年3月)の新車乗用車販売台数ランキングで、普通車では22万5066台を販売したトヨタ自動車の「プリウス」が5年ぶりの首位に輝いた。トヨタは2016年の新車乗用車販売台数のトップ3となっている。
車乗用車販売台数ランキング トヨタトップ3を独占
2016年4月から2017年3月にかけての新車乗用車販売台数の1位は昨年の2位から順位を上げたトヨタの「プリウス」。前年比で44.3%売り上げを伸ばし、販売台数は22万5066台となった。
続く2位は昨年首位のトヨタの「アクア」、19.1%販売台数を下げての15万5566台となり、首位のプリウスと7万台近く引き離された。
さらにトヨタと同じく前年比で40%以上売り上げを伸ばしたトヨタの「シエンタ」が3位となり、これによりトヨタはトップ3を独占。10位以内を見ても10台中6台までがトヨタ車となった。
ハイブリッドモデルを追加し、2016年度下期に大きく売り上げを伸ばした日産の「ノート」は、2017年3月期は前月比78.2%増と大きく売り上げを伸ばしたが、総合では4位に留まっている。
●新車乗用車販売台数ランキング
10位 フリード ホンダ 7万5384台
9位 トヨタ ヴィッツ 7万8634台
8位 トヨタ カローラ 8万1391台
7位 日産 セレナ 9万369台
6位 トヨタ ヴォクシー 9万2421台
5位 ホンダ フィット 9万8923台
4位 日産 ノート 12万3938台
3位 トヨタ シエンタ 12万7392台
2位 トヨタ アクア 15万5566台
1位 トヨタ プリウス 22万5066台