スタートトゥデイ <3092> のフリマアプリ「ゾゾフリマ」が2017年6月30日をもってサービスを終了する。2015年12月にサービスを開始したが、売上高は伸びず、わずか1年半でのサービス終了となる。フリマアプリ市場への参入企業は多いが、現状はメルカリの一強状態だ。
返品の影響で売上高はほぼゼロ
「ゾゾフリマ」は2015年12月のサービス開始以降、アプリダウンロード数は800万を超え、取扱高も伸ばしていた。しかし、肝心の売上が伸びず、サービス終了に追い込まれる事となった。
スタートトゥデイの2017年3月期第3四半期決算によると、4〜12月の同社のフリマ事業取扱高は6億6600万円であった。しかし、売上高は返品の影響によりほぼゼロとなっている。
「ゾゾフリマ」はフリマアプリでは後発組となるが、「ZOZOTOWN」の知名度と同社のデータベースを活かした衣料品出品の手軽さを武器に成長が期待されていた。しかし、思うように数字は伸びず、メルカリの牙城を崩す事は叶わなかった。