ビル・ゲイツ氏が「史上初のトリリオネア(資産が1兆ドル以上)」になる可能性が浮上している。

貧困・不正の根絶に取り組む国際非営利組織「オックスファム」は、最新のレポートの中で「25年以内には史上初のトリリオネアが誕生する」 と予測している。

長者番付世界1位と3位をテック産業の大物が独占

ビル・ゲイツ,ジェフ・ベゾス,資産
(写真=Thinkstock/Getty Images)

純資産額872億ドル(Bloomberg4月末データ )といわれるゲイツ氏。2014年にMicrosoft会長の座を退いてからも、その資産は増え続けている。

それを追うのがAmazonのジェフ・ベゾスCEOだ。現在の純資産額は796億ドル。過去5年で資産を652億ドル急激に増やし、最新の「Bloomberg Billionaires」 ではゲイツ氏、ZARAの創設者、アマンシオ・オルテガ氏(800億ドル)に次ぐ世界で3番目の富豪にのしあがった。

バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏(742億ドル)、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO(646億ドル)、アメリカン・モービルを所有するカルロス・スリム氏よりも、資産額でははるかにゲイツ氏に近い位置にいる。

貧困・不正の根絶に取り組む国際非営利組織「オックスファム」は、最新のレポートの中で「25年以内には史上初のトリリオネアが誕生する」 と予測している。この予想が的中すると仮定した場合、ゲイツ氏が最有力者として考えられるが、ベゾスCEOがこのままの勢いで富を増やし続けたとすると、ゲイツ氏を追い越す可能性は非常に高い。史上初のトリリオネアはテック産業から誕生することになりそうだ。

所得格差が経済成長を阻むと懸念されている近年、オックスファムを含む多数の研究機関や専門家がさらなる格差拡大に警鐘を鳴らしている。(アレン琴子、英国在住フリーランスライター)

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