投資・資産形成を始めてから困ることの一つが、「適切なリバランスをするのが大変」ということではないでしょうか。
「将来のため」「不安を解消しよう」と意気込んで、口座開設や入金、商品選びなど、投資を始めたのはよいが、あとはずっとほったらかしというわけにはいきません。口座管理、ポートフォリオの確認は意外と面倒です。
株式などの個別銘柄の選択は難しいと投資信託を選ぶ人も多いでしょうし、資金をすべて同じ投資信託に投じてはいないかもしれません。たとえ国内外の株式や債券、REITなどに適宜振り分けても、値動きによってポートフォリオのバランスは変わってしまい、リスクが高くなりすぎている可能性もあります。
投資信託を中心にした投資であっても、やはりポートフォリオのメンテナンスやリバランスは大切です。そこで、投資を成功させるためにもこれらの作業をラクに続けられる仕組みを取り入れる必要があります。
まずは自分のポートフォリオを確認、理想のそれと比較
長期的に仕組みをどうするかを考える前に、まずは現在の自分の投資のポートフォリオが完全に頭に入っていて、適切だといえる人はどれくらいいるでしょうか?
もしちょっとでも自信がないなら、まずは現状把握から始めましょう。
それが簡単にできるのが、SMBC日興証券が提供する投信取引サポートツール「fund eye」です。「fund eye」は誰でも無料で使え、現在のポートフォリオとあなたの理想のポートフォリオを簡単に確認、比較することができます。
使い方もとても簡単です。「fund eye」のWebサイトに行き、まず年齢や投資資金の性質、損失が発生した場合の行動など6つの質問に回答します。するとあなたに合った投資ポートフォリオを提案してくれます。
あなたの理想的なポートフォリオとして国内株式、グローバル株式、国内債券、グローバル債券、国内REIT、グローバルREITそれぞれに対して何%配分するのがいいかを、グラフなどをつかって分かりやすく表示してくれます。
「fund eye」では現在のポートフォリオと理想のポートフォリオを比較することもできます。保有中の投資信託を入力することで現在のポートフォリオが表示され、理想のポートフォリオとの一致度も表示してくれるのです。
いくつかの追加質問に答えることでリバランスの手法も提示してくれる
理想のポートフォリオとの一致度が低い場合は、どの投資信託をどれだけ購入すれば理想に近づけることができるか、つまりリバランスの方法についても提案してくれます。
リバランスの提案の際は、追加購入資金の額や保有中の投資信託を売却し購入資金にするかどうかなど3問から4問程度の質問に答えるだけで簡単に理想のポートフォリオに近くなるようなリバランスを提案してもらえます。
投資信託を買っただけで満足してはいけません。時々適切にメンテナンスし、自分のポートフォリオが偏ったものになっていないか確認しなければいけません。それを面倒だと思う人は、「fund eye」を活用して定期的にポートフォリオを見直す仕組みをつくってみてはいかがでしょうか。
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