ビジネス特化型SNSのLinkedInが発表した「働きたい企業ランキング」で、1位はGoogleを擁するAlphabet、以下Amazon、FacebookなどIT企業が上位に多数ランクイン。ソフト開発企業なども含めると、25社のうち12社がテック関連企業だ。

従来の企業ランキングでは、常に上位であるはずの金融やコンサルティングは後退し、マッキンゼーとJPモルガンのみがトップ20にランクインした。

働きたい企業トップ25

就職,IT,LinkedIn
(写真=Thinkstock/Getty Images)

25位 キャピタル・ワン(金融)
24位 Adobe(コンピューター・ソフト)
23位 ストライカー(医療デバイス)
22位 ブラックロック(金融)
21位 JLL(商業不動産)

20位 JPモルガン・チェース(金融)
19位 VISA(IT・サービス)
18位 CBRE(不動産)
17位 Twitter(インターネット)
16位 アンダー・アーマー(スポーツ用品)
15位 ワークデー(コンピューター・ソフト)
14位 Dellテクノロジーズ(IT・サービス)
13位 マッキンゼー・アンド・カンパニー(管理コンサルティング)
12位 Netflix(エンターテイメント)
11位 Airbnb(インターネット)

10位 コムキャストNBCユニバーサル(メディア制作)
9位 ウォルト・ディズニー・カンパニー(エンターテインメント)
8位 タイム・ワーナー(エンターテインメント)
7位 Apple(コンピューター・エレクトロニクス)
6位 テスラ(自動車)
5位 Uber(インターネット)
4位 セールスフォース(インターネット)
3位 Facebook(インターネット)
2位 Amazon(インターネット)
1位 Alphabet(IT・サービス)

金融専門家にも人気のテクノロジー企業

調査はLinkeInが5億人以上のメンバーを対象に2016年2月から2017年2月にかけて実施。投票制ではなく、実際にメンバーが就職活動の一環としてとった行動を評価基準にしている 。

自社の国際ネットワークを屈指し、「各社への関心(LinkedInを通した応募)」「各社のブランドおよび従業員への関心(ブランド、従業員のフォロー数)」「従業員の定着率(最低でも1年以上継続して勤務しているかなど)」という3つの指針に基づき、順位づけしている。

トップに選ばれた企業は、「仕事と私生活のバランスの向上」がもたらす恩恵に十分な理解を示しているほか、所得格差の縮小、新たな才能の発掘・開発などにも積極的に取り組んでいる。

特にIT企業への就職希望者が急増しているが、同様の傾向はほかのランキングでも強く見られる。英キャリアサイト「eファイナンシャル・キャリアーズ」が金融の専門家6000人を対象に実施したサーベイでも、JPモルガンやゴールドマン・サックスを含む大手銀行とともに、AppleやFacebookなどのIT企業がランクインしている。

「テクノロジーが未来の創る」という認識が定着した近年、こうした動きはますます活発化していくだろう。またFinTechの跳躍によって「特定分野」の境界線がとりはらわれたことも、就職環境に大きな変化をもたらす要因となっているものと推測される。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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