中国のニュースサイト「捜狐」は株式バブル崩壊2年にあたり、総括記事を掲載した。それは次のように始まる。

2015年6月12日、上海株式市場総合指数は5178ポイントのピークを付けた。その直後に指数は大暴落した。あれから2年、当時の熱狂は追憶の彼方へと去った。当時のにわか投資家たち今どこで何をしているのだろうか。またA株市場はどこに向かうのだろうか?

大幅下落の2年間、今年の株価も冴えない

中国経済,捜狐
(写真=Pixeljoy/ Shutterstock.com)

2015年6月15日の上海A株市場は、2度にわたり前週付けた5178ポイント超えにトライした。しかし結局果たせず103ポイントのダウンで引けた。当時の人々は一時的な調整に過ぎないと思い、危機が切迫していることには気付かなかった。

ところが6月15日~7月9日の間に3378ポイントまで約35%も下げた。さらに同2015年8月18日~26日の7営業日間で3999ポイントから2850まで26.7%のダウン。

さらに16年1月4日~27日の18営業日間には3536ポイントから2638まで22.7%下落した。

また17年に入っても株価は冴えない。4月7日~5月11日までの24営業日間で229ポイント、6.69%の下げを記録した。金融サイト「和訊網」の統計によるとこの2年間の上海指数下落幅は40%に近い。深セン指数はさらに高く44%、中小型株指数では55%にもなっている。

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