PayPalの設立者であるピーター・ティール氏が、「マンモスを蘇らせるプロジェクト」に10万ドル(約1133万円)を出資していることが明らかになった。

ハーバード大学のゲノミクス研究者のプロジェクトを支援

オンライン決済の先駆けとなったPayPalだけに留まらず、ヘッジファンドのクラリアム・キャピタル やデータ分析ソフト会社、パランティア など、複数のベンチャー・キャピタルの設立やFacebookへの投資でも有名なティール氏だが、マンモス復活プロジェクトへの関与についてはこれまで公に語られることがなかった。

ところが日本でも「イヴの聖杯」などの著者として知られる米作家、ベン・メズリック氏の最新作「ウーリー(マンモス)」 がきっかけとなり、ティール氏のマンモス復活への野望が複数のメディアに取り上げられることとなった。

「ウーリー」はハーバード大学でゲノミクスを研究するジョージ・チャーチ教授のマンモス復活プロジェクトについて紹介したもので、ティール氏が2015年に10万ドルを出資したというのだ 。

ティール氏からのコメントは発表されていないものの、チャーチ教授は事実であることをマサチューセッツ工科大学の科学雑誌「MITテクノロジー・レビュー」 で認めている。

ティール氏「テクノロジーで死の治療法が発見出来る」