中国で「今は果たして理財商品の買い時なのか?」という記事を経済ニュースサイト「界面新聞」が掲載した。日本でもたびたび紹介される中国の理財商品とはどんなものなのだろうか。
中国の理財商品とは
「理財」は中国語で資産運用のことで、理財商品とは、商業銀行と正規金融機関が自ら設計して発行し、国内で販売されている高利回りの資産運用商品のことだ。元本保証されていないものが多いようだ。
正規金融機関の発行する商品だから心配ないだろうと思うには、あまりに表示される利率が高い。そして街中の金融ショップで転売されている。2流銀行の商品が多く、印象として少し怪しい。それらも踏まえた上で、最新の事情を探ってみたい。
界面新聞の統計によると、条件を満たす国有銀行、または私有銀行が全国で発行した人民元建て銀行理財商品の平均収益は、先週の4.99%から、4.98%に下がった。これは部分的調整のレベルだという。
大銀行の発行した理財商品は、7月初旬に短期的に収益率を落としたがすぐ回復し、高いレベルを保持している。そして今週、選択可能な理財産品は、17の国有私有の商業銀行から、211種発行されている。各行で最も収益率の高いものトップ5を見てみよう。