高価な割に損害を被る可能性があるものに対し、今日、この日だけは保険をかけたいと思ったことはないだろうか。たとえば旅行中に持ち歩く高価な一眼レフ。そういった「物」に対する補償の対象を絞り、短期間の補償期間に対応し、身近になったスマートフォンで手軽に加入できる「Warrantee Now」が8月末から始まる。

1日10円からかけられる

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(写真=PIXTA)

従来の損害保険でいう携行品損害に似た補償だが、24時間加入、解約がおこなえる1日単位で「物」に対して保険をかけることができる。1日10円台から、24時間スマートフォンアプリによって契約、解約をおこなうことができるのが特徴だ。たとえばエアコンや電子レンジ、テレビなどは1日19円からとなっている。

このオンデマンド型保険Warrantee Nowを2017年8月末から提供するのは、スマートフォンで保証書を管理するアプリ「Warrantee」を提供するWarrantee (ワランティ)。同社は、アプリの開発と運営、製品データベース構築をおこなっている。

東京海上日動火災保険との業務提携に加え、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損保、三井物産インシュアランスとも連携することを発表した。保険会社3社が保険引き受け会社となり、三井物産インシュアランスが代理店となる。

国内でもInsurTech拡大へ