海外オークションサイトebayにて、新品未開封のNES用ソフト「スーパーマリオブラザーズ」が約3万ドルで落札された。これは破格の値段だが、過去にはそれ以上で落札された激レアなソフトもあり、たとえそれ以下でも3桁の値で落とされたソフトもある。

32年前に購入した「スーパーマリオブラザーズ」(1985年)が約332万円に

(写真=vsop/Shutterstock.com)
(写真=vsop/Shutterstock.com)

発売以降、2017年現在までに世界で売られた本数は4000万本と言われるが、たまたま2本以上入手したなどの事情がない限り、購入した人たちは開封したあと大いにプレイを楽しんだことだろう。

今回ebayに出品した男性は、32年前に26.99ドル(当時の日本円で約4900円)で買ったごく普通の「スーパーマリオブラザーズ」を、ビニールで包まれ吊り下げも付いたまま出品した。期待が薄かったせいなのか、スタート価格はたった1セントだったとのこと。にも関わらず、あまりにもミント・コンディションだったこのソフトは、最終的に30,100.44ドル(約332万円)にまで跳ね上がったのだ(TECH INSIDERより)。出品者は、まさかここまで高額になるなど夢にも思わなかったことだろう。時として高額な入札はふざけたり嫌がらせだったりもするが、出品者は落札後ちゃんと金額を受け取っている。

Kotakuではそのほか、過去に高額で売れたNESソフトも挙げているのでそちらも見てみよう。

レアなソフトの4本セット「光神話 パルテナの鏡」(1987年)で約123万円

同じくebayに出品されたが、この場合はレアなソフトの4本セットだった。それはNES版の「光神話 パルテナの鏡」と、「ソーラー・ジェットマン」、セガのメガドライブ用「チャンピオンシップ PRO-AM」、そして幻のゲームとされるアタリ2600用ソフト「E.T. The Extra-Terrestrial」だ。気になる落札価格は11,200.00ドル(約123万円)だった。

史上最高額を叩き出した「ファミリートレーナー ランニングスタジアム」(1987年)

こちらもebayにて42,077.00ドル(約463万円)で落札され、ゲーム史上最高額を叩き出した1本だ。本作はやや特殊なケースで、1987年に米バンダイが「Family Fun Fitness: STADIUM EVENTS」の名で2000本を発売し、このとき消費者には200本程度が売れた。だが翌年に任天堂が権利を買い取り、市場に残っていた1800本を回収。そのご改めて「Power Pad」の名で再発売したのだ。なので市場に出回った200本は幻のゲームとなり、今でも箱なしやブリスターに入っただけでも高額で取引されている。

こうした高額で落札されるゲームソフトに共通するのは、まず新品未開封で当然箱や説明書も揃っていること。加えてビニールで包まれ値札も貼ってあると尚良いようだ。最も重要なのが、ゲームの人気の高さと限定生産という製造数の少なさだ。

発売当時は定価以上の価値がなかったものも、もしくは当時既にレアだったものも、30年ほど寝かせるとプレミア度が増し、価値が熟成するのである。ワインやアートと同じで、今後はさらにヴィンテージ・ゲームも投資やコレクションの対象になっていくことだろう。ただひとつ、未開封のソフトはプレイしてはいけない点だけが心残りではある。(ZUU online編集部)

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