東南アジアのコンドミニアム建設の中でも注目度が高いのがタイの首都バンコクだ。特にBTS(高架鉄道システム)沿いを中心とする都市部で、近年投資向けの物件が続々建設されている。物件については転売目的のものと家賃収入目的のものあるが、バンコク中心部の人気物件は外国人駐在員を対象にした物件となっている。

バンコクは世界第2位を誇る渋滞都市でもあるが、BTSが近いと渋滞の心配をする必要がなく、移動がとてもスムーズだ。そんなバンコクではBTS沿いを中心に続々コンドミニアム建設が進められている。24時間警備、フィットネス、プール付きのいわゆる高級コンドミニアムだ。2017年4月に発表されたタイの経済成長率は、2017年3%と高い成長率となっている。バンコク首都圏の土地価格について、民間の不動産コンサルト会社、タイ不動産鑑定会社(AREA)によると、年々高騰しており2017年は4%前後の上昇と予測している。

BTSアソーク駅(MRTスクンビット駅)周辺の物件

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(画像=ANANDA社Webサイトより)

BTSアソーク駅は、MRT(地下鉄)スクンビット駅と交わる主要な駅である。このあたりは「ターミナル21」という巨大ショッピングモールやオフィス街となっている。周辺にはビジネスマンや観光客向けのホテルも立ち並ぶエリアだ。バンコクで建設ラッシュのコンドミニアムの中でもBTSアソーク駅周辺のコンドミニアムは特に注目を集めている。特に最近話題になったのがの「アシュトン・アソーク」という物件だ。この物件はANANDA社と三井不動産が共同で開発を手掛ける物件だ。

場所はMRTスクンビット駅から20メートル、BTSアソーク駅から230メートルという好立地となっている。プレセールで即日完売という現地では有名な物件である。アソーク周辺はBTSとMRTの両方がアクセスしているため人気のエリアではあるが、さすがにプレセールで即日完売は珍しいケースだという。

アシュトン・アソークの購入層は?