資産家で投資家のカール・アイカーン氏が、トランプ大統領の規制問題特別アドバイザー職を辞任すると発表した。自身の事業と規制の見直しを進めるトランプ氏のアドバイザーの立場とが利益相反になるとの批判に対応した 。ブルームバーグが報じている。
アイカーン氏は独立系の石油精製業者CVRエナジーの主要株主であり、規制がらみの米国のバイオ燃料政策の変更が同社に利益をもたらすと、一部民主党議員などから批判を浴びていた。
「党派的いさかい」を回避するため
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セレモニーでジャレッド・クシュナー、イヴァンカ・トランプ夫妻の背後に控えたアイカーン氏(写真=lev radin/Shutterstock.com)