米調査会社のJ.D.パワー・アジア・パシフィックは8月23日、新車購入時の販売店対応に関しる調査である「日本自動車セールス満足度調査」の結果を公表した。ラグジュアリー部門では、11年連続でレクサスが首位に立っており、その販売店対応のレベルの高さを改めて示した。

全体の満足度は前年より5ポイント改善 ラグジュアリーブランドがけん引

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(写真=PIXTA)

同調査は今年で16回目となり、国産及び輸入車ブランドの新車を購入後2~12カ月が経過した乗用車保有者を対象としている。2017年5月下旬~6月上旬にかけてインターネット上で行われ、6919名から回答を得た。

調査では、新車購入時の販売店対応に関する顧客の総合的な評価を1000点満点で算出している。総合的な満足度は4つのファクターに分類されるとし、「セールス担当者」(34%)、「契約・価格」(26%)、「店舗施設」(21%)、「納車」(20%)となっている(カッコ内は総合満足度に対する影響度)。

2017年の調査では、総合満足度の業界平均スコアは665ポイントとなっており、前年調査より5ポイントの改善を示した。特にラグジュアリーブランドセグメントでは、平均スコアが710ポイントと前年より14ポイントの改善を見せている。量販ブランドセグメントの平均スコアは662ポイントと前年より4ポイント改善した。顧客満足度の向上はラグジュアリーブランドがけん引していると言える。

ラグジュアリーブランドの中でも際立つ「レクサス」のおもてなし