大手不動産会社7社が運営する新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」はマンション購入意向者を対象に「住んでみたい街アンケート2017年度」を行い、その結果を公表した。首都圏部門で吉祥寺や自由が丘等をおさえ3年連続で1位となった街とはどこであろうか。

首位は「恵比寿」 2位を大きく引き離し、人気の高さを示す

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(写真=PIXTA)

MAJOR7は住友不動産 <8830> 、大京 <8840> 、東急不動産、東京建物 <8804> 、野村不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンシャルの7社によって運営されている。今回の調査は7月14日~30日にかけて行われ、MAJOR7各社のインターネット会員で首都圏在住の3621名から回答を得た。

2017年度の住んでみたい街(駅名)ランキングは次のようになっている。

順位(前年) 街名(駅名)/獲得ポイント
10位(11位)広尾/296
9位(7位) 表参道/327
8位(10位) 横浜/333
7位(6位) 中目黒/339
6位(8位) 品川/345
5位(4位) 目黒/428
4位(2位) 吉祥寺/470
3位(5位) 二子玉川/488
2位(3位) 自由が丘/541
1位(1位) 恵比寿/683
※住んでみたい街(駅名)上位3位を1544個の選択肢から選ぶ方式のアンケート(第1位=3P 第2位=2P 第3位=1P)。

最も住んでみたい街は「恵比寿」となった。3年連続の1位であり、獲得ポイントは683と2位「自由が丘」の541を大きく上回り、圧倒的な人気を誇っている。「恵比寿」を選択した理由については、「交通の便がよいから」が59.9%と最も多かった。山手線に加え東京メトロ日比谷線もあり、どこへ行くにもスムーズである。「飲食店が充実しているから」(44.4%)、「おしゃれだから」(38.0%)がそれに続いた。交通の便だけでなく、街の雰囲気や店舗の充実も評価されているようだ。

2位は「自由が丘」となり、前回調査の3位から1ランクアップとなった。選択した理由については、こちらも「交通の便がよいから」が49.5%で最も多かった。「好きな沿線だから」(44.8%)、「おしゃれだから」(42.9%)が続き、東急東横線のブランド力の高さを見せ付けた格好だ。

3位は「二子玉川」である。前回調査の5位から2ランクアップである。選択した理由については、「商業施設が充実しいているから」が64.1%で最多となった。近年開発の進んでいる二子玉川であるが、施設の充実を評価する声は非常に多いようだ。「交通の便がよいから」(48.9%)、「おしゃれだから」(47.8%)がそれに続いている。