スポーツ庁が、ビジネスパーソンのスポーツ参画人口の拡大を通じて国民の健康増進を図るプロジェクト「FUN+WALK PROJECT(ファン プラス ウォーク プロジェクト)」を始めると発表した。「歩く」と「楽しい」を組み合わせた「FUN+WALK PROJECT」。普段の生活から気軽に取り入れられるウォーキングに着目し、「歩く」習慣を自然に身につけてもらうことを目指している。

30代、40代の約8割が「運動不足を感じる」

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(写真=LightField Studios/Shutterstock.com)

スポーツ庁は週1回以上のスポーツを楽しんでいる割合が42.5%であると報告している。20代から40代の世代(ビジネスパーソン)に限ると30%台前半と落ち込むらしい。2017年3月に策定された第2期「スポーツ基本計画」では週1回以上のスポーツ実施率を65%あたりまで引き上げることを目標としており、特にビジネスパーソンのおける割合を引き上げることが重要であると位置づけている。

同調査では、30代、40代の約8割が「運動不足を感じる」と答えていた。身に覚えがある方も多いだろう。日々、運動不足を感じていても、多忙などの理由により、なかなか解消されないのが現状である。そのような背景から、環境整備も含め、毎日の生活で体を動かす人を増やそうと生まれたのが「FUN+WALK PROJECT」。来春からの本格的なスタートに向け、2018年3月から「スニーカー通勤」など「歩きやすい服装」を推奨する第1弾キャンペーンが開始される予定だ。

「スニーカー通勤」 スーツに合うスニーカー

スーツの定番は革靴である。スニーカーはカジュアルのイメージが強く、「スニーカー通勤」と聞いてもピンとこない方が大半かもしれない。欧米のビジネスマンは以前からスニーカーを履いていた。スティーブ・ジョブズがニューバランスのスニーカーを愛用していたことは有名である。最近ではスーツ向けのスニーカーも販売されており、さして抵抗なく「スニーカー通勤」が定着する土壌はあるだろう。いくつかのメーカーとモデルを紹介してみる。

革靴のデザインに近いスニーカーとして、アシックスの「texcy luxe(テクシーリュクス)」が挙げられる。本革を使用しているがはスニーカーのような履き心地を売りにしている。似たようなものとして、イタリアのGEOXやアメリカのREGALなどがある。比較的、革靴からチェンジしても違和感なく履きこなせるはずだ。

また、スニーカーのメーカーとして、PATRICK(パトリック)やadidas(アディダス)、buddy(バディ)、NEW BALANCE(ニューバランス)、CONVERSE(コンバース)、VANS(バンズ)、DIADORA(ディアドラ)などの表面がレザー素材となったスニーカーはおすすめである。

「FUN+WALK PROJECT」での推奨は1日の歩数を普段よりプラス1000歩

「FUN+WALK PROJECT」の目的は「歩く」習慣を定着させ、スポーツ人口の拡大を通じて国民の健康増進だ。具体的には、1日の歩数を普段よりプラス1000歩(約10分)を推奨している。実情の平均歩数は男性7194歩、女性6227歩である。これを1日8000歩にすることを目標としている。

プロジェクトでは、企業や自治体との連携、「FUN+WALK PROJECT」サイトの運営、イベントの実施、「歩く」に基づいたアプリの開発などを計画している。全国のご当地キャラとコラボなどの活動も予定されているようだ。2017年3月に本格的スタートする「FUN+WALK PROJECT」。健康は、ビジネスパーソンに限らず、毎日の生活を送るうえで重要なことである。スポーツをする時間が取れない現代人にとって、「歩く」は身近な運動になるはずだ。このキャンペーンを機会に、「スニーカー通勤」から始めてみるのはどうだろうか?(吉川敦、フリーライター)

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