Amazon、Microsoft、Intel、Alphabetが第3四半期の決算報告を行い、ウォール街の予想を上回る好調な業績に各社の株価が大幅に上がった。

売上高437.4億(前年比34%増)を記録したAmazonの株価 は、発表直後に900ドル台から1000ドルの大台にのり、1100ドル(10月27日Nasdaqデータ)まで上昇した。時価総額は4670億ドルとなった。

絶好調のAmazon、Whole Foods買収やAlexa人気が貢献?

アナリストの予想を16億ドル上回る結果となったAmazonの跳躍は、7月のディスカウント・イベント「プライムデー」や8月に買収プロセスが完了したWhole Foodsの売上、音声デバイス「Alexa」の人気が貢献したものと思われる。

AdobeやAirbnbにも提供しているクラウドサービス「AWS」の売上は45.7億ドル(前年比7000万ドル増)。国際販売は137億ドル(29%増)で、当期純利益も2.56億ドルと若干の上昇を見せた。

第4四半期の総売上目標は560億から605億ドルで、これはアナリストの予想とほぼ一致している(フィナンシャル・タイムズ紙より )。

決算報告後間もなく、株価は13.2%上昇。ついに1000ドルの大台に乗ることとなった。

同社は売上の大幅増加が期待できるクリスマスから年始に向け、過去3カ月で新たに16万人を新規雇用(うち8.7万人はWhole Foodsからの引継ぎ)した。

Alphabet株も1000ドル台に Google広告クリックは低迷