株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか12月決算銘柄は3月期決算銘柄に次いで企業数が多いことから比較的多くの高配当利回り銘柄をみつけることが可能です。そこで今回は12月決算銘柄のなかから配当利回りが2.5%以上のものをピックアップしてみました。
そのなかには配当利回りが3%を超えるものもあり、JT <2914> が3.8%弱と4%に近い配当利回りとなっているほか、創立80周年に伴い1株当たり10円の記念配当を実施するキヤノン <7751> でも3%台後半の配当利回りとなっています。さらにCAC Holdings <4725> とビーピー・カストロール <5015> でも配当利回りが3%を超えています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は12月26日となります。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
・2018年の投資環境 世界経済の拡大続く 死角はないが「もしもは起こる」と考える 市場の変動性自体がリスク
・日経平均が2万3000円の大台に乗せて今年を終えることができるか
・ビットコインの先物取引がCMEでスタート 主なプレーヤーは"Mr.Watanabe"
・年末年始の日米株価の動きはどうなる?
・日経平均反発 来週の掉尾の一振を期待させる終わり方