こんにちは、シンガポール在住のプライベートバンカーN.Sです。
前回、 桁外れの大富豪!アジアの大物達の金銭感覚ってどんななの? にて、 アジアの大物達の金銭感覚 についてお届けしました。引き続き、今回も少し軽めの話題にしてみます。
タイトルはホームパーティーとしてみましたが、実際にアジアの大物達とおつきあいをする上で何を心がければ喜んで貰えるのか?、 また話が弾むのか? といった事を私の経験からお届けしたいと思います。
◉時間をかけてもきちんと身につけたい英語力
以前にも書いたかもしれませんが、 まず英語は出来るに越したことはありません 。
我々日本人は、そういったパーティーなどで少しでもまともな英語を喋っただけで、外国の方々に驚かれてしまう残念な民族ではあります。しか、し接待される側ではなく、する側であることが多い我々プライベートバンカーは、やはりある程度の英語をリズム良く喋れなくてはなりません。
参考: アジアのタイクーンとのビジネスにおいて必要とされるコミュニケーション能力
パーティーの場では、お酒の力を借りて饒舌になるという手もなくはないかもしれません。しかし、それでも英語環境下であるということをあまり意識しなくなる、普通に心地良いと感じられるようになるまでには最低でも5年くらいはかかるでしょうか。
言語を音声としてそのまま捉えられる子供に比べると多少辛いプロセスではあります。しかしこれは、ネイティブではない我々が必ずや経なくてはならないプロセスです。そして、人生経験の豊かなプロフェッショナルが真剣に頭を使って身につけた英語は、意識的な積み上げの結果として完成されていくものであるため、キャリアの向上に伴い取り組み続けることさえ出来れば、必ずや美しい完成型になるものだと個人的には確信しております。
◉ゴルフが出来ることも有利に働く
さて、ここからも全くの私見に基づいて書かせて頂きたいと思います。
私は、ゴルフを余程のことがない限りやりません。しかしながら、そういったパーティーでゴルフだけの話題で場が持ちきりだった、そして自分がその輪に入れなくて困ったという経験は無いような気がします。基本的に奥様、ガールフレンドが同伴であるというケースが多いということもあるかもしれません。
しかし、 もしゴルフがプロ並みもしくはハンディが限りなくゼロに近いのであれば、それは間違いなく尊敬の対象になります 。
私が好意にさせて頂いている方で、アジアでも1番・2番を争うアマチュアゴルファーの方がいらっしゃいます。その方自身も資産家で事業家なのですが、彼はいわゆる資産家ゴルフサークルにおいて間違いなく崇められています。
彼に紹介して頂く超お金持ちは、決まって彼のゴルファーとしての凄さを子供のように私にも話してきます。私が自分の「子供にスポーツをやらせるとしたらゴルフだろうな」と常々思ってしまいます。