株式投資の楽しみはなんといっても、自分の選んだ銘柄の価格が上昇すること。場合によっては2倍、5倍、10倍と増えていくこともあり、株価が10倍になるような銘柄をテンバガーという。テンは10倍の意味であり、バガーは野球のベースの事だと言われている。

アマゾンは20年で500倍に

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(画像=PIXTA)

数は多くないものの、かといって極めて珍しいものでもない。むしろ多くの人が知っているサービスは、上場当初から比べてテンバガー化しているケースが多い。日本人の生活にも浸透しているアマゾンは、1997年の上場から20年で約500倍になったという。

これから先もテンバガーは出てくるのだろうか。答えはおそらくイエスだ。資本主義社会では日々、新しいサービスや商品が出現している。新しい商品やサービスが市場を席巻することになれば、その会社の株式はあっという間に上昇するだろう。ということは、世間に浸透する前に、その会社の株式を購入する必要がある。

ガートナーのハイプ・サイクル

では、どのようにして「これから市場を席巻するサービスや商品」を見つければ良いのだろうか。