ZUU<4387>は2018年8月10日、2019年3月期第1四半期を発表した。 本記事では、同日発表された「2019年3月期第1四半期 決算説明資料」をスライド形式で解説していく。

決算資料
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資料

既存サービスの①メディア・サービス、②フィンテック化支援サービスは前年同期比でともに売上高が伸長。事業拡大、支援案件に伴う費用増を売上高でカバー、営業利益も大幅な増益に。

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メディア・サービスはプラットフォーム利用者数が500万UUを突破。自社メディアの順調な成長により、各種売上高も増加。フィンテック化支援サービスは新規支援案件の奏功に加え、既存案件のストック効果が寄与した結果に。

新商材、金融特化型リクルーティング等も計画通り立ち上がり、収益貢献に寄与し始める。

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2019年3月期第一四半期の連結営業利益は約5587万円となり、前年同期比121%増に。売上原価、販管費の増加を、既存商材の売上増と新商材の売上増でカバーした。

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期初における業績予想、売上高11.7億円、営業利益1.7億円に対して、第1四半期終了後の各進捗が26%/33%で順調に推移。

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金融機関が集う場『Brand Channel』を新設。金融業界におけるデファクト・スタンダード化したメディア・プラットフォームの展開を進める。そのほか、出版社様、他社様とのメディア連携の強化を進めていく。

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競争優位性の持続、差別化を目的に自社独自の制作コンテンツも拡充。ZUU online会員向け限定コンテンツの充実や、『お金のPDCA』『鬼速PDCA図解版』を発刊。

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従来の証券や都市銀行等の金融クライアントに加え、幅広い業種に対して支援を開始。

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第2四半期以降の成長戦略として、①"ZUU online"での有料会員プログラム、②金融専門月刊誌『ネットマネー』復刊、③ZUU onlineを介した金融機関様とのデータ連携、④金融機関様向けメディア・プラットフォームの機能拡充を掲げ、強力に推進していく。

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2018年7月には、有料会員プログラムをリリース。スタンダード・プラン(1,480円/月)とプロフェッショナル・プラン(4,980円/月)を設置。金融人材向けに特化したプロフェッショナル・プランは、専門スライド、金融営業の支援サービス、イベント等を提供。

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2017年に休刊となった金融専門月刊誌『ネットマネー』を2018年8月21日に復刊予定。『鬼速PDCA』などの書籍展開(累計20万部突破)、ラジオ番組の提供、新聞社とのマネー紙発刊など、従来進めてきた「ためになる金融情報」のマルチチャネル提供を更に推進していく。ZUU online会員向けコンテンツの提供を始めとして、自社メディアとのコンテンツ連携も深めていく。

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金融機関が集う場『Brand Channel』を2018年8月から顧客企業向けに設置。第一弾の取り組みを(株)りそな銀行と開始。顧客企業へ提供するメディア・プラットフォームとデータ連携を進めていく。

自社メディアZUU onlineで蓄積してきた膨大なユーザーデータとのクロスメディアによる分析を元にユーザー・ニーズの可視化、マーケティングの最適化を図っていく。将来的には、日本初「金融特化型DMP」の構築を検討。

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顧客企業向けに提供しているメディア・プラットフォームのコンテンツ管理システムを強化し、運営メディアの成長をサポート。会員登録機能や決済機能に加え、広告メニューの開発、表示速度の高速化といった側面で利便性の向上を推進していく。

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