7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も今月中旬には終了しましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期の上場企業の経常利益は前年同期比で16%以上の増益となったとのことです。このように第1四半期は大幅な増益となりましたが、まだ第1四半期ということもあって通期の業績予想を据え置く企業が大半でした。しかし、なかには上方修正に踏み切る企業も幾つかみられました。

投資のヒント
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こうしたなか昨日の投資のヒントでは上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄を取り上げましたが、今回はこれまで最高益を見込んでいた銘柄で上方修正に踏み切ったことで最高益更新の達成確度が一段と高まった銘柄をピックアップしてみました。例えばダイフク(6383)ではこれまで前期に達成した最高益を15%余り上回る営業利益を見込んでいましたが、上方修正で前期の営業利益を20%余り上回る予想となっています。

上方修正で最高益更新の達成確度が一段と高まった3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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