進撃の巨人とは

「進撃の巨人」(しんげきのきょじん、Attack on Titan)は、諫山創(いさやまはじめ、1986年8月29日生まれ)による日本の漫画作品で、圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間たちの戦いを描いたファンタジーバトル漫画です。

2009年9月9日に講談社の少年マガジン編集部から発行が開始された『別冊少年マガジン』10月号(創刊号)で連載を開始。新人作家の初連載作品であるにもかかわらず2011年には第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞するなど、各方面から高い評価を受けました。

人類にとって最強最悪の存在として、突如として現れた「巨人」。圧倒的な力を持つ巨人は人を捕食する行為によって人類を絶望の危機へと追い込んでいきます。城郭都市の外縁地区ウォール・マリア南端より突出したシガンシナ区で生活する少年、エレン・イェーガーは、医者の父グリシャと口うるさい母カルラ、そして幼馴染のミカサ・アッカーマンと暮らしていました。

エレンが10歳となった845年、壁を超える巨体を持つ巨人たちが突如現れ、巨人たちは壁を破り、城郭内へ侵入し、そのうちの一匹にエレンの母、カルラは捕食されてしまいました。幼馴染や親友の父や母も、突然の巨人たちの侵攻により、捕食され、命を失いました。この惨劇の後、エレンは巨人を倒すことを心に誓い、巨人討伐のために第104期訓練兵団へと入団し、巨人と戦う術を学んでいくことになりました。

訓練兵団での過程が修了した直後、再び巨人がエレン達の前に姿を現しました。エレンは果敢に巨人へと挑んでいったものの、逆に巨人に捕食されてしまいました。その後、ミカサも巨人に捕食されそうになったことがありました。しかし、一体の巨人が他の巨人たちに襲いかかりミカサは助かりました。ミカサを救った巨人の内部から姿を現したのは、なんと、死んだと思われていたエレンでした。


進撃の巨人 映画の注目度高まる

2013年4月~同年9月まで、TOKYO MXなどの放送局でTVアニメ「新劇の巨人」が放送されましたが、TVアニメ「進撃の巨人」の劇場版が、前後編で公開されることが決定しました。「前編~紅蓮の弓矢~」は2014年冬、「後編~自由の翼~」は2015年に全国ロードショーです。劇場版「進撃の巨人」は、TVアニメの5.1chリマスター総集編で、前編には1話から13話が、後編には14話から25話がまとめられます。

さらに、三浦春馬主演で実写化される映画「進撃の巨人」が前後篇の2部作で2015年夏に公開されることが決まりました。長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼のほか、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈らが出演します。それぞれの役柄は現在未公開です。特撮監督経験の豊富な「のぼうの城」などの樋口真嗣が監督を務めます。