3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終了しそれから1カ月以上が経過しました。したがってアナリストによる業績や目標株価、さらに投資判断などの見直しも随分と進んだと思われます。こうしたなか昨日の投資のヒントでは決算発表後に投資判断で強気の評価が増えた銘柄を取り上げましたが、今回は反対に強気の評価が減った銘柄をリストアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

具体的には決算発表後に強気(強気とやや強気の合計)の評価が2人以上減った銘柄をTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしました。そのなかで強気の評価が3人減となったのが明治ホールディングス(2269)とコマツ(6301)で、明治ホールディングスは強気の評価が6人から3人へ、コマツは11人から8人へと減り、明治ホールディングスは強気の割合が30%に、コマツは47%に低下しています。

決算発表後に強気(強気とやや強気の合計)評価が2人以上減った主な銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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