ヒット商品で株価は236倍に! フリース、ヒートテック、エアリズム…世界を舞台にユニクロの挑戦は続く
(画像=ZUU online)

10月11日、ファーストリテイリング <9983> が2018年8月期決算を発表した。売上は14.4%増の2兆1300億円、本業の利益を示す営業利益は33.9%増の2362億円でともに「過去最高」を更新した。既存店売上高も前期は6.2%増、今期も9月が6.0%増と好調だ。

注目されるのは、同社の傘下でアパレル大手のユニクロの業績である。ユニクロは1984年に1号店を開店しているが、34年目にして初めて「海外売上」が国内を上回ったのだ。いまやユニクロが戦うステージは「世界」である。スペインのZARA、スウェーデンのH&Mを追い上げ、世界の頂点を視野に入れる可能性も十分に考えられる情勢だ。

ちなみに、ファーストリテイリングの株価は過去17年で236倍になっているのをご存知だろうか。今回は「情報製造小売業」としてさらなる成長を目指すユニクロのグローバル戦略に迫って見たい。