「ロックフェラー・センターの悪夢」再び? 不動産セクターが伸び悩む「5つの理由」
(画像=ZUU online)

不動産セクターの低迷が続いている。10月2日、大手証券会社が不動産セクターのレーティングを「強気」から「中立」に格下げしたのを受けて三井不動産 <8801> 、三菱地所 <8802> 、住友不動産 <8830> が軒並み売られる展開となった。この日は東証33業種の中でも不動産セクターは一番の値下がり率(0.9%安)を記録、その後も世界同時株安の影響もあり冴えない展開を余儀なくされている。

それにしても、最大手の三井不動産は過去最高の業績を更新しているほか、大規模再開発を推進するなど本来であれば株式市場で材料視されても不思議ではない話題も多い。にも関わらず伸び悩んでいるのはなぜか。その背景に迫ってみよう。