3月決算企業の中間決算発表が先週からスタートしています。まだ始まったばかりということもあって決算を発表した企業は限られますが、それでもTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても先週一週間で20社以上の企業が決算を発表しています。そこで今回は10月22日から26日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみました。
そのなかで通期の営業利益の見通しの上方修正に踏み切ったのが25日に決算を発表した日立建機(6305)と富士電機(6504)、さらに26日に決算を発表した信越化学工業(4063)とリコー(7752)で、同じく26日に決算を発表した八十二銀行(8359)も通期の経常利益を上方修正しています。一方で小糸製作所(7276)は通期の営業利益の見通しを下方修正しています。
もう一つのヒント
●明日の決算発表スケジュールは
3月決算企業の中間決算発表が先週からスタートしていますが、それが今週は一段と本格化します。こうしたなか明日はソニー(6758)やホンダ(7267)、任天堂(7974)、三井物産(8031)などが決算を発表する予定です。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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