正式名称:雇用統計

ポイント:ニュージーランドの雇用情勢を示す最重要統計

概要:この雇用統計には、労働年齢人口、非労働人口、就業者数、労働参加率、失業者数、失業率、総労働時間などの項目が含まれている。また・就業者数には(雇用期間を定めていない常用雇用者/フルタイムと非常用雇用者/パートタイム)に分類されている。なお就業者数、失業者数、非労働人口は1000人単位で表示される。ニュージーランドにおいては1万5000世帯、3万人が雇用統計の調査対象となる。全体の就業者数もこのサンプルを基に推計する。

洞察(インサイト):雇用統計のうち失業率に注目すると、その値の変化により生じる変化は次の通りである。失業率が上昇した場合は、NZの債券市場は金利低下への予想から堅調推移すると予想される。またNZドルは軟調推移すると言える。NZの株式市場にとっては株安要因になると言える。一方、失業率が低下した場合は、NZ債券市場は金利上昇への予想から軟調推移すると予想される。またNZドルは堅調推移すると言える。NZの株式市場にとっては株高要因になると言える。

発表頻度:四半期

発表時期:

ウエリントン時間10:45
四半期毎
1-3月期:5月上旬
4-6月期:8月上旬
7-9月期:11月上旬
10-12月期:2月上旬

重要度:1