こんにちは
事業承継専門の税理士法人トゥモローズです。
今日、団塊の世代が引退する年齢を迎え、日本の中小企業の事業承継は非常に重要な社会的課題になっています。
この事業承継が成功するかしないかでその中小企業が潰れるか、もしくは現状以上に成長できるかが決まります。
それでは、事業承継を成功裏に完了させるために重要なことは何でしょうか?
それは、良き相談相手を見つけることです!
今回は、その相談相手ランキングを中小企業庁のデータを基に確認してみたいと思います。
第5位 公認会計士
会計のプロ、公認会計士が第5位にランクインしました。公認会計士は、税金、法律、会計と幅広い分野の相談ができるため社長としても相談しやすいでしょう。
第4位 配偶者
第4位は配偶者です!やはり、信頼できる奥様や旦那様に相談される人は多いのですね。たしかに、いつも一緒にいる配偶者なら忌憚なく時には厳しく、時には優しくアドバイスをくれそうです。
第3位 相談相手はない
第3位は、特に誰にも相談しなかった、という結果になりました。若干寂しい気もしますが、経営者たるもの重要な意思決定は自分だけでするという、昭和気質の頼もしい社長も多いということでしょう。
第2位 役員、従業員
信頼のおける側近に相談する社長も多いようです。今まで苦楽を一番近くで共にした役員や従業員、相談相手としてはうってつけかもしれません。
第1位 税理士
第1位は、やはり、中小企業の味方、税理士でした。毎月、経営状態を確認している顧問税理士に相談するのがやはり合理的だし、相談もしやすいです。
ただ、税理士によっては、事業承継に詳しくなかったり、顧問業務以外のことをやりたがらなかったり、あまり積極的に相談できないという話も聞きます。
このようなデータを確認すると日本の中小企業の事業承継は税理士にかかっていると言っても過言ではありません。日本の税理士が確固たる信念で日々研鑽し、中小企業の事業承継の良き相談相手となり得るよう精進しないといけないと改めて実感しました。(提供:税理士法人トゥモローズ)