正式名称:金融政策理事会

ポイント:インド中銀により金利政策が決定される

概要:・国内外の経済動向の四半期レビュー、向こう四半期の国内外経済見通し、マネーサプライ動向、リスク要因、政策スタンス、次回理事会の予定などが協議される

特徴:政策金利の上げ下げだけでなく、中銀が持つインフレ見通し、経済成長見通しなどが確認できる。また、中銀は政策理事会の前日に、専門家を対象にした調査結果を公表するのが通例で、民間の景気に対する体温を測ることもできる。しかしながら、四半期というスパンは長すぎるため、突然の金利変更などが発表される事もあり、市場ではタイミングを予測することがむずかしい。

洞察(インサイト):政策金利の引き上げや引き下げが決定されたとしても、銀行間市場の流動性次第では市中銀行がすぐに追随する必要はない。このため、小幅な金利操作であれば、市場が大きく反応しない場合もある。金利の変動幅そのものよりも、インフレ見通しや成長見通しなどを含め、中銀の金融政策姿勢がトータルに判断される傾向もある。

発表頻度:四半期

発表時期:四半期
1月下旬、4月下旬、7月下旬、11月下旬
(中間会合が入ることもある)

重要度:1