正式名称:鉱工業生産指数
ポイント:製造業部門20項目の生産動向を指数化
概要:インドの製造業部門の生産活動の変動を測定し指数で表したもの。ウエートの大きい上位5項目は、①製造業(793.6/1000と圧倒的シェア)
②基礎化学・化学製品、③鉱業・採石業、④電気、⑤機械・設備・運輸設備、である。
特徴:この指標を用いるメリットは、ウエートの大きい上位5項目について部門別の分析が可能である点である。一方でデメリットとしては、サービス業の生産動向が反映されていない点、および該当するデータが2カ月後に発表されるため、タイムリーさに欠ける点である。
洞察(インサイト):この指標については、予想を上回れば株価の好材料となりうる。インフレ指標と合わせて成長と物価動向のバランスを図るのが一般的な見方である。
発表頻度:毎月
発表時期:月次ベース(毎月12日、土日・祝祭日と重なる場合は前倒し)
重要度:1