先月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表も終了となりましたが、10月中に一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は先月30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そのなかで目標株価の引き上げが目立ったのがソニー(6758)で、通期の営業利益の見通しを6700億から8700億へと引き上げ前期に続いて最高益を更新することになったこともあって決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、ホンダ(7267)でも5社が目標株価を引き上げたほか、アドバンテスト(6857)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げた銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
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