10月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表も11月中旬に終了となりましたが、折り返し地点の中間決算ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。そしてそうした銘柄のなかに二桁の増益予想が上方修正でさらに大きくなった銘柄もみられます。

投資のヒント
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そこで今回はそうした銘柄のなかから10%台の営業増益率を見込んでいた企業で上方修正に踏み切ったものをピックアップしてみました。例えばTDK(6762)では1000億円としていた営業利益の見通しを200億円上方修正し1200億円としたことから11%超の増益予想が34%近い増益予想となり増益幅が大きく拡大しています。また、福山通運(9075)でも上方修正で16%余りの増益予想が24%超の増益予想となっています。

10%台の増益予想が上方修正でさらに大きくなった3月決算銘柄
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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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