がんになった時にも使える? 知らないと損をする「障害年金」の使い方
(画像=ZUU online)

先日、テレビのトーク番組に仲本工事さんが出演されていました。77歳とは思えない仲本さんの若々しさに驚きました。仲本さんといえば70歳のとき、27歳下で歌手の純歌さんと結婚して話題になりましたね。「元気の秘訣は若い妻」と笑顔で語る仲本さん、とても充実したセカンドライフを送られているようでした。しかしながら、巷では「老後」に漠然とした不安を抱いている人が多いのもまた事実です。私のFP事務所にも多くの人が「老後の悩み」について相談に訪れています。そんな悩みを抱えた人々の一助になればとの思いから『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)という本も出版しました。

「老後の悩み」に限らず、物事を必要以上に深刻に考えてしまう人は意外と多いように思います。取り越し苦労とでもいうのでしょうか。先月も20代の若さで「もうすぐ30代なのにまだ何も保険に入っていないから心配なんです!」「でも、どの保険に入って良いのか分からないんです!」と相談に来られたOLがいました。決して冗談ではなく、彼女は30代までに保険に入らなければならないと危機感を抱いている様子でした。

さて、読者の皆さんは気づかれたでしょうか? 彼女は大変な誤解をしています。「まだ保険に入っていない」と彼女は訴えていましたが、日本人であれば誰でも必ず「ある保険」に入っているからです。もちろん、彼女も加入しています。今回はそんな「ある保険」について詳しく解説したいと思います。