3月決算企業の中間決算発表も11月中旬に終了しそれから1カ月以上が経過しました。したがってアナリストによる業績や目標株価、さらに投資判断などの見直しも随分と進んだと思われます。こうしたなか投資のヒントでは決算発表後に目標株価の引き上げがみられる銘柄を取り上げてきましたが、今回は投資判断で強気の評価が決算発表前に比べて増えた銘柄をリストアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

具体的には決算発表後に強気(強気とやや強気の合計)の投資判断が2人以上増えた銘柄をTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしました。そのなかで強気の投資判断が3人増加したのが三井住友トラスト・ホールディングス(8309)で、決算発表前に5人だった強気の評価が決算発表後に8人となっています。そのほかソニー(6758)やトヨタ(7203)などでも強気の投資判断が2人増加しています。

決算後に強気(強気とやや強気の合計)の評価が2人以上増えた3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
重要イベント通過であく抜けとなるか 中国の中央経済工作会議にも注目
足下の景気回復に目を向けよう
仮想通貨市場に復活はあるのか?
来年の景気見通し
ペイペイに続け?