20,500円水準を保ったことで25日移動平均線や基準線がサポートとして確認されるということなのだと思います。ただ、逆にここを割り込むと20,000円を意識するする水準まで調整となりそうです。上値は20,700円~800円水準を抜けられない感じですすし、あとは指数に影響の大きな銘柄が買い直されるかどうかということになりそうです。当面はまだまだ20,000円台での動きが続くのでしょう。

電子部品会社がさらに爆発的に増えるということでもないのでしょうし、電子部品市場ということでは増えこそすれ減ることはないのでしょうから、IoTや5G、そして自動車など「モビリティー」の分野での電子部品の需要増を期待してみるのもいいと思います。決算発表で大きく売られるような場面があれば、日本電産(6594)や村田製作所(6981)、TDK(6762)などの電子部品株も注目です。

村田製作所(6981)は底値圏での保ち合いが続いています。まだまだ底値模索が続くのでしょうが、決算などで大きく下落したとしても現状の水準まですぐに戻すというように底堅さは見られ、底堅さが確認されると一気に戻すということもありそうです。

本日の日経平均の予想レンジ
20,300円 ~ 20,600円
為替の予想レンジ
1ドル=109.20円 ~ 109.80円(提供:Investing.comより)

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(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介