昨年の10月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表も11月中旬に終了となりましたが、折り返し地点の中間決算ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。そしてそうした銘柄のなかには上方修正で最高益更新の確度が一段と高まった銘柄もみられます。
そこで今回はそうした3月決算銘柄のなかから一桁の営業増益での最高益更新予想だったものが上方修正で二桁増益での最高益更新予想となったものをピックアップしてみました。例えばハウス食品グループ本社(2810)やいすゞ(7202)では5%前後の増益で最高益を更新する見通しだったものが上方修正で10%余りの増益での最高益更新予想となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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