米国株が大きく上昇したわけでもなく、特に買い材料があったということでもなかったのですが、売られないということで本日も堅調でした。貿易収支が悪化しても特に売られるというものもなく値持ちはいいのですが、買い戻し一巡感が出てきているものも見られ、そろそろ上値も重くなると思います。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均 引き続き堅調な地合いとなっていますが、陰線となっている銘柄なども多く、日経平均も上値ひげ線となっており、いったんここが上値となることもありそうです。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
「底値段」でもなかったですが、三菱商事(8058)など商社株など本日の上昇で保ち合いを抜けかかってきているものも見られます。売られすぎの修正が続いているということなのでしょうが、「売りが止まった」ということでちょっとした買いがはいって保ち合いを抜けるというケースだと思います。
保ち合いを抜けるところから手掛けても案外大きく上昇することもあるのですし、「次」の保ち合いに入り、これまでの上値が今度は下値となるということも多いです。日経平均も同じような動きになることも多いのですが、現状では保ち合いを放れたというよりはまだ保ち合いの中ということなのではないかと思います。(提供:Investing.comより)
著者: 清水 洋介