夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は21,500円を超えてきており、現物指数も21,500円を超えてくるかどうかということになりそうです。これまでは21,500円を超えると買えないという感じでしたからこの流れが続くのか、あるいは朝から21,500円を下回って始まり、21,500円水準での上値の重さを改めて確認することになるのでしょう。いずれにしても今度は21,000円の下値を試すということもありそうですし、22,000円を目指すというにはまだ時間がかかりそうです。

上値の重い銘柄が多くやりにくくなっています。引き続き三菱商事(8058)や三菱UFJ(8306)など低PER(株価収益率)銘柄に注目ですが、改めて食品株にも注目です。森永乳業(2264)などは高止まりとなっており、買いにくいのですが、ヤクルト(2267)や山崎パン(2212)、カゴメ(2811)などにも注目です。

カゴメ(2811)は雲に上値を押さえられ、25日移動平均線も割り込み「三役逆転」となっています。下値を試す動きですが、底値を探りながらの保ち合いが続きそうです。

本日の日経平均 の予想レンジ
21,300円 ~ 21,600円
為替の予想レンジ
1ドル=110.40円 ~ 110.80円(提供:Investing.comより)

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(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介