1月下旬からスタートした3月期決算銘柄の第3四半期決算発表と並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表です。それも先月中旬に終了となりましたが、その決算発表では7割余りの企業が営業増益予想の見通しを発表し、さらにそのうちの5割弱の企業が最高益を見込んでいます。

投資のヒント
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そこで今回はそうした最高益が見込まれる企業のなかから強気(強気とやや強気の合計)の割合が5割以上と評価の高い12月決算銘柄をピックアップしてみました。例えば3割を超す大幅営業増益で前期に続いて最高益を更新する予想を発表している東海カーボン(5301)では6人全員が強気の評価を付けています。

最高益更新が予想され強気(強気とやや強気の合計)評価の割合が5割以上の主な12月決算銘柄
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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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