株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか3月は上場企業の決算が最も集中することから多くの高配当利回り銘柄を探すことができます。そしてそうした銘柄のなかからはこの時期でも年間配当をまるまる受け取ることができる期末一括配当のものを探すことも可能です。
そこで今回は期末一括配当銘柄のなかから配当利回りが3%以上で、かつ経常増益予想のものをピックアップしてみました。そのなかには配当利回りが4%を超えるものもあり明和地所(8869)では5%近い配当利回りとなっているほか、高島(8007)とインターワークス(6032)、新家工業(7305)、エステールホールディングス(7872)でも4%台前半の配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は3月26日です。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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