贈り物に便利な商品券やプリペイドカード。イオン商品券とイオンギフトカードはどちらもイオン系列店舗で利用できます。進学祝いや快気祝いなどに利用するとき、どちらを選べばいいのか参考になるように、「イオン商品券」と「イオンギフトカード」それぞれのメリットや共通点についてまとめました。

イオン商品券とはイオングループで使える商品券

商品券,イオン
(画像=elwynn/Shutterstock.com)

イオン商品券は、全国のイオングループ各店で利用できる商品券です。商品券のなかでは比較的少額な「500円券」と、「1,000円券」の2種類があります。

イオンだけじゃない!イオン商品券が使えるお店

イオン商品券が使える「イオングループ各店」は、イオンと名の付くお店だけではありません。代表的なものをこちらに挙げますね。

・スーパー「マックスバリュ」、「マルナカ」、「ダイエー」、「KOHYO」、「ピーコックストア」など
・コンビニエンスストア「ミニストップ」
・スポーツ用品「スポーツオーソリティ」など
・シューズ「アスビー」など
・ドラッグストア「ハックドラッグ」「ウエルシア薬局」など
・書店「未来屋書店」など

その他にも、イオン直営のショッピングモールに入っているユニクロなどの専門店でも使えるケースがあります。店舗によって異なるため、使用前に確認しておきましょう。

イオン商品券はセルフレジで使えないので注意

イオン商品券は、現金と同じように使えますが、セルフレジでは使えません。イオン商品券で買い物をするときは、店員さんがいるレジを使いましょう。

ちなみに、イオン商品券の左下にある三角形の切り取り線を切り取ってしまうと、無効になって使えなくなります。うっかり取ってしまわないように注意したいですね。

イオンギフトカードはプリペイドカードタイプの商品券

イオンギフトカードは、チャージのできない「プリペイドカード」タイプの商品券です。最大の特徴は「1,000円から10万円まで、好きな金額を現金でチャージできる」ということ。一般的な商品券は「500円」「1,000円」といった切りのいい数字でしか購入することはできませんが、イオンギフトカードは「1円単位」もしくは「1,000円単位」で購入できるカードがあります。

例えば、「米寿のお祝いで贈りたいから、末広がりの8万8,888円にしたい」「会社の創業記念品として、創立記念日の10月10日を表す1,010円分にしたい」といった利用が可能です。

さらに、イオン商品券と違い、セルフレジでも使用OK。小銭を持ちたくない人や少ない買い物をパパッと済ませたい方にはピッタリですね。

ただし、デメリットもあります。イオン商品券と比較して使えるお店が少ないのです。イオン直営ショッピングモールに入っている専門店でも使えないことがあります。また、商品券と違い、「今いくら残っているか」をパッと把握することができません。残高の確認には、イオンギフトカード情報サイトの「ご利用残高・履歴照会」ページで、カード番号とPIN番号を入力する必要があります。

イオン商品券とイオンギフトカードのメリット

イオン商品券とイオンギフトカードには共通のメリットがあります。4つのメリットを紹介しますね。

直営店舗なら、お酒やたばこも購入可能

商品券でよくあるのが、「お酒」や「たばこ」への利用制限ですが、イオン商品券とイオンギフトカードなら、直営店舗での購入に限り、制限がかかりません。現金支払時と同じように購入することができます。

お釣りが出る&残高として残る

イオン商品券の強みは直営店の利用時には「お釣りが出ること」です。イオンギフトカードの場合、使った分だけチャージされた金額が引かれ、残額はそのまま残るため、無駄が出ません。

有効期限がない

イオン商品券もイオンギフトカードも有効期限はありません。へそくりとして長く保管しておくこともできますよ。

ポイントが貯められる

クレジットカード「イオンカード」もしくは「WAON POINTカード」をお持ちの方は、イオン商品券・イオンギフトカードで支払った場合にも、しっかりポイントも貯められます。会計時に忘れずに提示しましょう。

贈り物にするならどっちがおすすめ?

イオン商品券とイオンギフトカードを贈り物として利用する場合、それぞれどんな人におすすめなのか考察しました。

年配の方、よりたくさんの店舗で使いたい方なら「イオン商品券」

昔ながらの商品券風デザインで、年代を問わずに使いやすいイオン商品券。年配の方で、「チャージ」や「プリペイドカード」の仕組みがよくわからなくて不安という方や、贈り先の相手がイオン直営店をよく使うか心配な場合はイオン商品券がおすすめです。

かわいいパッケージで贈りたい、大きな金額で贈りたいなら「イオンギフトカード」

イオンギフトカードは「きかんしゃトーマス」「ピーターラビット」「うさぎのモフィ」など、小さなお子さまにも人気のキャラクターデザインや、オーソドックスな花の写真、3万円以上入金するときだけに使用できるゴールドカラーなど、デザインが豊富です。カードタイプなので、大きな額面を渡すときもかさばらず、スマートに渡すことができるのもメリット。お子さまの進学・進級祝いなどには、イオンギフトカードがおすすめです。

どちらのタイプをもらっても、イオンモールを日常的に使っている方には喜ばれるでしょう。急なお祝いやプレゼントで金券が必要なときにも、身近な店舗ですぐに購入できるのもポイント。「おめでとう」「ありがとう」の気持ちを伝えるアイテムのひとつとして、チェックしておきましょう。

文・沼田絵美/fuelle

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