トヨタ自動車株が3月8日につけた安値、
6519円を一瞬割り込み、
6504円まで下げた。

トヨタ自動車株の上昇を願っている私としては、
残念極まりない。

トヨタ自動車の株主も同じ思いであろう。

日経平均も下げてはいるのだが、
3月11日につけた直近の安値20938円を下回りはしなかった。

これでは残念ながら、
トヨタ自動車株に積極的に投資する気になれない。

こうなってしまうのだが、
それにしてもなぜこんなにも上がれないのか。

分かりやすい説明としては、

円高だから、

ということになるだろうが、
それにしても元気がない。

その結果PERは9・80倍まで下げてしまっている。

ちなみに日経平均の平均PERは、12.24倍だ。

平均より割安な銘柄は投資魅力あり。

これがバリュー投資の基本ながら、
では、トヨタ自動車株をここで買えるか。

こうなった場合、二の足を踏まざるを得ない。

一時的には反発しても、
その後継続的に上昇する可能性が見えないからだ。(提供:Investing.comより)

著者:北浜 流一郎