3月決算企業の第3四半期決算発表も2月中旬に終了しそれから1カ月半程度が経過しました。そのため2月に入って決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しが随分と進んだと思われます。そこで今回は2月8日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そのなかでも目標株価の引き上げが目立ったのがSMC(6273)で目標株価の引き下げも幾つかみられますが、決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。また、太陽誘電(6976)でも5社が目標株価を引き上げたほか、清水建設(1803)と関西ペイント(4613)、ダイフク(6383)、三菱地所(8802)でも3社が決算発表後に目標株価を引き上げています。

決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げた銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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