2019年4月5日9時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
トランプ米大統領が中国の副首相とホワイトハウスで会談。トランプ米大統領は会談の冒頭で、中国との貿易合意の準備はまだできていないとする一方、「非常に歴史的な」合意が1カ月ほどで発表される可能性があるとコメント。これを受け米国株は続伸。S&Pは昨年2月以来最長の6日続伸。ドルも総じて堅調。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ドルが底堅いことに加え、「メイ&コービンの話し合い」から続報がなかったこともあり、英ポンド/米ドルは反落。ただメイ英政権によれば、労働党との協議は「生産的」とされ5日も集中的に話し合いが継続されており、続報待ち。歴史的な合意へに向けて、ドルは堅調だが、112円レベルでのドル売り需要は旺盛で、再び反落するリスクが徐々に高まっていると想定している。戦略的には米ドル/円の戻り売りで。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。