相変らず堅調ですが上値も重いということで買い気に乏しい中で買戻しで指数が押し上げられているという雰囲気です。最後まで買い切れないというところを見るとまだまだ参加者も少ないということでしょう。上値を買い上がるだけの材料にも乏しく、目先の需給要因で昨年10月のような展開になるか、一昨年10月のようになるかという事なのだと思います。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均

上値を試す動きになりました。堅調な地合いでここからさらに上昇するようであれば、昨年10月のようになるか、一昨年10月のようになるかどちらかの動きなのだと思います。

☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

上値の重い展開が続いていますが、それでも堅調です。「もうはまだなり、まだはもうなり」という感じで、「もうそろそろ下落に転じるだろう」という感じですが指数に影響の大きな銘柄が押し上げる形で堅調な展開が続いているという感じです。詳しくは「投資戦略会議」でもお話しようと思いますが、昨年10月の時の雰囲気と似ていることは似ているという感じです。

よくよく考えてみると、「アベノミクス相場以降」1月、4月、7月、10月と高値を付けているケースも多いですし、2月、5月、8月、11月、と急落しているケースがあり、3月、6月、9月、12月と底値からの立ち上がりとなっているケースが多い感じです。本間宗久も米相場でこのように「月によっての高安、天底」を述べていうことも多いのです。(提供:Investing.comより)

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(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介