2019年4月8日11時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週末5日(金)の米雇用統計で注目だった非農業部門新規雇用者数は19万6000人と先月の異常値であった2万人(上方修正されて3万3000人)から通常の雇用者増に戻った。米ドル/円の反応は薄く若干の上昇しか見られなかったが、ドルの長期金利は下落、逆に円の長期金利は上昇と日米長期金利差が縮まる形で終了している。それに加え本日8日(月)日経平均が売られていることもあり、米ドル/円は売り込まれている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
チャート的には先ほど、一旦抜いたトレンドラインの延長線でサポートされたが下落の勢いが少し出ていることから短期的には下げるのかというところ。次のサポートレベルは111.20円、その下には110.90円というサポートがあるが、このあたりでサポートされると、またレンジに突入するのか、というところだろうか。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。