米国株への反応も鈍く、目先の持ち高調整の売り買いに振らされているという感じです。指数に影響の大きな銘柄の値持ちが良いので、大きく下げることはありませんが、買戻しが一巡となって空売りがなくなると一気に調整となるのでしょう。それまでは買い戻しが支えとなって堅調な地合いが続きそうです。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
今日も小動きですが、堅調となりました。遅行線が日々線の下落と放れてきているので、強含みに推移していくことが期待されます。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
相変らず動きはなく「売り買い休む」の「三位の伝」が必要な状況となっています。ただ、日経平均やTOPIXなどの指数はそうでも、個別にみていくと大きく売られているものなどもあり、こうした銘柄の反発は期待できるのではないかと思います。
「相場三昧伝」も「逆張りの書」とみる向きも多く、やはり相場は「逆張り」が正解ということなのでしょう。ただ、単純に「下がれば買い」ということでもなく、しっかりと「天井底を見極めて」「突き出し商い大切のこと」ということになるのでしょう。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介