5月に権利確定日を迎える銘柄のうち、地域の名産品や地産品がもらえる株主優待を選んでみた。普段、見慣れない食べ物や飲み物が食卓に並ぶと、それだけで華やかな気分になる。まるで記念日にも似た特別感を与えてくれるだろう。妻や子どもたちも喜んでくれるはずだ。（株価は2019年3月28日時点の終値）
青森県産100％りんごジュース――イーサポートリンク
生鮮流通に特化したシステム、業務受託サービスを提供しているイーサポートリンク <2493> の株主優待は、「青森県産100％りんごジュース」だ。100株以上で1リットル入りの青森県産100％りんごジュースが3本もらえる。
【権利確定日】5月31日
【最低投資金額】10万6,000円
岡山県名産の「大粒ピオーネ」――大黒天物産
西日本を中心にディスカウントストア、100円ショップ、ディスカウントコンビニを展開している大黒天物産 <2791> の株主優待は、岡山県名産のブドウ「大粒ピオーネ」だ。
100株以上500株未満では2,000円相当、500株以上1,000株未満では3,000円相当、1,000株以上1万株未満では5,000円相当、1万株以上では1万円相当の「大粒ピオーネ」がもらえる。
【権利確定日】5月31日
【最低投資金額】7万4,200円
山口県下関市ゆかりの食品――東武住販
不動産事業、介護福祉事業、住宅リフォーム・リノベーション事業、ネット販売事業などを提供している東武住販 <2791> の株主優待は、山口県下関市ゆかりの食品だ。
100株以上で1,000円相当の山口県下関市ゆかりの食品がもらえる。2018年5月期の優待品は、下関市の氏神である亀山八幡宮にちなんだ銘菓「亀の甲せんべい」であった。
【権利確定日】5月31日
【最低投資金額】13万1,600円
地方名産品の詰め合わせ――クスリのアオキホールディングス
北陸を中心にドラッグストアチェーンを展開しているクスリのアオキホールディングス <3549> の株主優待は、地方名産品の詰め合わせ、もしくは株主優待カードだ。
地方名産品の詰め合わせは、100株以上500株未満では2,000円相当、500株以上1,000株未満では3,000円相当、1,000株以上では5,000円相当の品物がもらえる。
地方名産品の内容は毎年変更される予定となっている。2018年度は、金沢越山甘清堂の和菓子、キッチン飛騨のレトルトカレー、フルーツむらはたのゼリーが用意されていた。
また、株主優待カード（5％割引）は100株以上でもらえ、自社の店舗や「クスリのアオキネットショップ本店」で利用できる。
【権利確定日】5月31日
【最低投資金額】78万円
北海道グルメカタログギフト――ツルハホールディングス
北海道を起点とし、「ツルハドラッグ」「くすりの福太郎」「くすりのレデイ」「杏林堂」などのドラッグストアを全国的に展開しているツルハホールディングス <3391> の株主優待は、株主ギフト券冊子、それに株主優待カードだ。100株以上でもらえる株主優待カード（5％割引）はツルハグループ各店で利用できる。
株主ギフト券冊子は、100株以上1,000株未満では2,500円分、1,000株以上2,000株未満では5,000円分、2,000株以上では1万円分がもらえる。また、交換申込書に必要事項を記入の上、未使用の株主ギフト券冊子を返送すると、それぞれの金額相当の優待商品いずれか1つと交換が可能となる。
用意されている優待商品は、ツルハグループのオリジナルブランド商品の詰合せ、北海道グルメカタログギフト、花田養蜂園の純粋蜂蜜である。
【権利確定日】5月31日
【最低投資金額】90万4,000円
文・吉川敦（フリーライター） ／MONEY TIMES
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