見事に22,100円~22,300円水準での保ち合いの中での動きになりました。積極的に買い上がるでもなく売り急ぐでもなく、まとまった売り買いも散発的にみられるだけということです。結局は22,100円~22,300円も保ち合いをどちらに抜けるか、目先の需給次第で方向が決まるということになりそうです。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均

形としては「孕み足」が続いているということで結局は保ち合いが続いています。「孕みは放れにつけ」という状況は変わらず、上下どちらに抜けるかということなのだと思います。

☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

前代未聞の10連休を控えて「お休み」となっている感じです。持ち高調整の売り買いも一巡となった感じでもあり、ここからは動いた方に動くのでしょうが、動きがはっきりするまでは誰も動けないという雰囲気です。欧米市場を中心に連休が終われば動きも出てくるのだと思います。

本間宗久は保ち合いについて何か特別に言っているわけではないですが、「天井値段近く買米これある節は、何らの不時申し出し商内もできず急上げになることあり」ということで特に理由もないのに、上昇するときのことを述べている個所もあります。(提供:Investing.comより)

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(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介